スキャナを新しくしました。 これまで、ドローイング等をスキャンするため、A4までの絵は、CanonのN676Uを使ってデジタル化していました。 このスキャナは7,8年前に、確か8000円くらいで購入したものでしたが、色の再現と紙のテクスチュアを無視するという点で満足できなくなってきていました。 次に購入するのはCanonの5600F(19800円)と考えていたのですが、いざアキバヨドバシの売り場に行ってみると4400Fが安く(12,800円)売っていて、性能もほとんど変わらないので急遽4400Fにしました。 私にとっては3代目のスキャナになります。 N676UがCIS式、4400FがCCD式でのスキャンというところで、だいぶ差があることがわかりました。 N676Uでのスキャン結果は次のようなものです。 拡大すると、墨の色に、暗い赤や青などのピクセルが混じっています。 4400Fのスキャン結果は次のようなものです。 墨の色が全く違います。 グレーがちゃんとグレーとして読み取られていることがわかります。 次に淡い色を使ったもの。 一昨年、真鶴漁港にスケッチ旅行に行ったときのものです。 marumanのRough F0、COTMAN水彩紙に鉛筆と水彩です。 N676U 4400F N676Uでは、紙のテクスチュアが白飛びで再現されていません。 スキャン時にトーンカーブ補正等を行っても改善されませんでした。 4400Fではそのようなことはなく、水彩紙のテクスチュアが再現されています。 これなら、これからのドローイングのスキャンにも満足できる気がします。