千葉県佐倉市の 匡画廊 で開催された 「高野由美展」 に行ってきました。 「匡」は、「きょう」と読むそうです。 一見、民家にしか見えない匡画廊ですが、その庭に高野由美さんが描いた絵画が展示してあります。 このような展示は、晴れている日中だけとのこと。 画廊は、民家を画廊主が改装したものだそうで、壁の質感、木肌の感じ、そして魅力的な本棚。画廊主のセンスと知的な人柄が垣間見えました。 一瞬、遊びに行った高野さんの家で、作品を見せてもらっているような感覚に陥りました。展示するためじゃなくて生み出さざるを得なくてうまれた作品であることを感じる良い展示方法なんじゃないかと思います。 高野さんの作品は、主に紙に岩絵具で描いた透明感のある絵画で、私は色遣いや筆運びに共感するところが多く、技術的には地塗の仕方など勉強になりました。 作品を ホームページでも公開 していらっしゃるようですので、ぜひご覧ください。