絵画部 6月の合宿

絵画部の合宿で、群馬県妙義山へ行ってきました。

今回の参加者はいつも13~5人は参加する絵画部の合宿としては少なめの8人。

車2台で、首都高「扇大橋」~外環道~関越道~上信越道「松井田妙義」。途中、関越道の高坂で休憩を挟んで、所要時間は約3時間弱というところ。

昼食は「道の駅 みょうぎ」で、山菜そばやうどんなどを食しました。うまかった!

午後は描画。

宿泊する宿の近くにある「妙義ふるさと美術館」では、偶然にも「妙義山を描く絵画展」の入賞作品が展示されていて、展示された作品を見てから制作に取りかかる部員もいました。

私とKさんは、美術館の敷地内で描き始めることにしました。


青空こそ見えないものの日は強く、熱かったのですが、適度に風がそよいで快適に描けたと思います。

強い日差しを浴びて目を細めながら描いていると、帽子は必要だなと、屋外で描く度に実感します。

キャンバスはF8。

大きいものを描くからといって大きい画面は必要ではないと北斎や広重は教えてくれているのですが、なかなか…。

最初の一枚はカメラ的に言うと広角で。


次の一枚は狭角で。


制作の後は、
ふれあいプラザ もみじの湯」でひとっ風呂。



男湯からは、もみじの向こうに日暮れかかる妙義山が見えました。
紅葉の時期、晴れた日に来たらさぞかし鮮やかでしょうねえ。

ところがこの風景、女湯からは見えなかったそうです。入れ替え制で男性陣は運良くみれたのかも?

夕食の後は恒例の講評会。
お腹いっぱい酔いどれ気分で、作品の感想を言い合い、お互い翌日の制作の指針とすることができたのではないでしょうか。

翌日午前中は6時に起きて昨日とは違ったポイントを車で探して、コンビニの駐車場で良さそうな景観を見つけました。

車が走行する音やトラックがアイドリングする音や匂いで快適とは言えませんでしたが、妙義山と麓の田畑を一望できる場所でした。

広角気味に水彩。
どうも水彩にはまだ慣れない…


最後に妙義神社に立ち寄ってきました。
やはりこういうところに住んでいると、山岳信仰は当然に感じます。大きいものは畏れの対象。
山に抱かれていると感じます。


妙義山は、稜線が非常に動きがあって、角度によって、日の当たり方によって様々な表情を見せる魅力的な山でした。




私はあまり風景画を描いたことがなく、風景画を不得意に感じていたのですが、人物と同じく、風景も自己表現の土台となると考えれば自由に制作できることに気づき、今回は比較的自由に制作することができました。

絵画部の合宿で妙義山へきたのはこれが初めてだったのですが、あまりに好評なため秋の合宿でも妙義山を描きに行くことになりました。

(宿について)
宿泊したのは、「妙義の宿 ゆうらく」です。

料理は山菜がメイン。
季節の野菜の天ぷら、味噌こんにゃく、炊き込み舞茸ご飯、どれもうまかったです。

宿泊料金は、土日のために平日より1,000円増しの1人7,500円。

そして、県外からETCを使ってきた我々にはETCカードの提示で、幹事としてはうれしい1,000円キャッシュバック。市の観光施策なのでしょうか?

宿には、お茶の他にインスタントコーヒーも用意してありました!
朝目覚めのコーヒー一杯を必要とする人にはうれしい!


ゆうらくのホームページは、私が常用しているFirefoxで表示が乱れてしまうなどちょっと不安を感じるものでしたが、実際に行ってみると、ところどころに宿泊者が描いた絵が飾ってあり、絵画部としては居心地がよく、私を含めた部員全員が満足できる宿でした。

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