パリ旅行 ルーヴル美術館5

間が開いてしまいましたがなんとか年内(あと2日)にパリ旅行の記事を完成させたいと思います。

ドゥノン翼イタリア絵画の間。


アンドレア・デル・サルト(ANDREA DEL SARTO)の「Charity」がありました。




20年くらい前にこの絵を画集で見てからずっと好きな絵です。
かつて鉛筆で模写したことを思い出します。
いやー、いま、写真を見ても、しびれる。

美しい。
かっこいい。


そして、ラファエロの「Jeanne d'aragon


ちょっと斜め下から見たところ。
背景と帽子のところに絵具の厚みが見えます。


手の部分。


息を飲む美しさです。
 ラファエロの作、とおもっていたら、ラファエロの弟子「ジュリオ・ロマーノ」との共作だとか。
立ちすくんで見とれてしまいました。



すぐ近くにはレオナルド・ダ・ヴィンチの「聖ヨハネ」がありました。
画集で何度も見とれた絵です。
これは、斜め下から見た図。


刷毛目は全くなく平滑で、
静かな湖から像が浮かび上がってきているようです。

何度もグレーズ(透明な層)を重ねていったのでしょうが、こんな画肌を作ることのできる画家が他にいるのか、私は知りません。

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